家計診断・節約

一見頑張り屋の「こづかいゼロ円妻」の家計は大ピンチ!

前野 彩

あなたのおこづかいはいくらですか? 家計によっておこづかいの金額は様々ですし、おこづかいで払うものの中に理美容院代やランチ代、お酒やたばこ代が入っているかどうかも家計によって変わります。あなたの家計ではどんなルールになっていますか?

家計のお悩みで一番多いのは「貯蓄ができない」ということ。そして、わたしのところに家計相談にいらっしゃる専業主婦の方がおっしゃるセリフのひとつに、「私のおこづかいはないんです」という言葉があります。

一見すると、家族のために節約して頑張っているようですが、実は「こづかいゼロ円妻」の家計は赤字のことが多いのです。 「どうして? おこづかいゼロ円で頑張っているんだから凄いじゃない!」と思いますか? 実は、妻のおこづかいがゼロ円ということはありえません。 気分転換や友だちと一緒に食べるランチ代は家計のどの支出になっていますか? 毎朝頑張る(?)化粧品代は? 2~3カ月に1度は行くであろうカットやカラー、ネイルなどのお金は? さらには、季節や流行によって買う洋服代も必要ですよね? などなど、個人的に使っているお金があるんだから、「おこづかいがない のではなく、ランチは「食費、化粧品や美容院、洋服代などは「日用雑費」などと、お小遣以外の支出からお金を出しているだけなのです。そして、ここが問題ですが、「おこづかいがない」ことをカモフラージュにして、自分がいくら使っているかが把握できていないので、家計がピンチに陥るのです。 実際にいくら使っているのかを計算すると、夫よりも妻の方がお金を使っていた!ということも珍しくありません。もちろん、妻のおこづかいが夫よりも高くても、ご夫婦が共に納得して、家計も順調であれば問題ないのですが、そういうご家庭は少数派です。

貯蓄を増やしたいのなら、「自分の楽しみのためにいくら使っているのか?」ということを冷静に分析して、自分のおこづかい金額を決めて、その中でやりくりしましょう。

貯蓄をしたいなら、「脱!こづかいゼロ円妻」ですよ。