家計診断・節約

家計簿診断(2)
教育資金の準備に奮闘中。Iさんの場合

吉上 美枝子

【家族構成】
神奈川県・Iさん(35歳)【夫36歳 長男7歳 長女5歳】

【相談内容】
現在パートで働きだして半年が経ちます。自分の収入を将来の子供の教育資金用に貯めたいのですが、毎月の支出が夫の手取り収入を上回るため、思うように貯蓄にまわせません。私のパート代で不足分は補っていますが、できれば夫の収入内で暮らせるようにしたいと考えています。普段から節約はしているつもりですが他に削れるところはあるでしょうか。

【収支内訳 / 単位:円】
収入(手取り)
  • 夫:320,000
  • 妻:80,000
年間ボーナス収入 夫:600,000(300,000×2回)
支出
  • 住宅費(家賃):88,000
  • 食費:50,000
  • 水道・光熱費:17,000
  • 通信費:16,000
  • こども習い事:16,000
  • 長女幼稚園:32,000
  • 保険料(学資保険含む):30,000
  • 夫小遣い:50,000
  • レジャー・外食費:10,000
  • 日用品・服飾費等:25,000
ボーナス時支出 夫:300,000(帰省、夏休みなどの費用代)
資産
  • 普通預金(夫):700,000
  • 普通預金(妻):400,000

上のお子様が小学校へ上がるタイミングで、パートに出られた相談者さま。予定ではパート収入を全額貯蓄し、年間で100万円を目標に貯められる様にしたいそうですが、実際は半年で40円とのこと。外で働くようになると、どうしても見えない出費や使った記憶のない少額出費などが積み重なりやすいため、思ったよりも貯められないという声を聞きます。

そんな中、半年の時点でいったん家計を見直そうとされる取り組みは将来への貯蓄形成の一歩になります。まず、ボーナス時の支出を帰省代と夏休みや大型連休にかかる交通費や遊行費にあてられていますが、最低でも半分は貯蓄に回していこうとされていることは良いと思います。業績によってボーナスの額は変わりますので、入ったらまず半分は貯蓄。そして残りも自由に使いきるのではなく、交通費やレジャー費の予算額を決め、予算内で楽しむようにしましょう。残ったお金も貯蓄に回しておくと使途不明金になるのを防ぎます。そして肝心の月間収支ですが、夫婦のお小遣い、レジャー・外食費がご主人様の手取りの18%を超え、比較的高めな印象です。大きなレジャー費はボーナス支出されていますが、それ以外に毎月一定の額が外食費などと一緒に支出されています。共働きは外食の頻度が増えがちですが、なるべく内食にしていくことで、余分な出費を減らせます。お小遣いも夫婦で5万としていますが、例えば奥様の分だけでも固定化せず、必要時に家計から支出するほうが支出総額を減らせるかもしれませんよ。保険料も高めではありますが、貯蓄性の高い学資保険をやっているとのことですので、ここは割り切って教育費の積み立貯金だと意識してください。下のお子さんが小学校にあがると、幼稚園の月謝分が浮くようになりますから、ぜひその分を貯蓄にまわすようにしてみてください。