家計診断・節約

現金払いVSクレジットカード払い
うまく使い分けて節約力アップ

吉上 美枝子

近年では様々な場面でクレジットカードを使うケースが増えてきました。以前なら現金払いばかりだったスーパーでの食料品や雑貨の支払いも、ポイントがつくということで意識してカード払いにしている方も見かけるようになりました。そこで今回は日々の現金払いとクレジットカード払い、お得に使いこなすための使い分け方をご紹介します。

現金払いの良いところは、直接お金をお店で支払うため、「今日は2,180円使ったな といったような実感があるところです。たとえば一日1,000円の予算だとして、1,300円支払ったなら、今日は300円オーバーだから明日は少し控えようという意識がしやすいわけです。消費税8%にあがるタイミングでクレジットカード払いでのムダ使いを防ぐため、不要なカードをすべて解約し、支出管理をし直したという方もいるくらいです。

しかしクレジットカードはムダ使いの根源、というわけではありません。ポイント加算という現金払いにはない旨みが嬉しいメリットでもあります。たとえば公共料金や毎月ほぼ決まった額が出る固定費は可能な限りクレジット払いにすると着実にポイント付与になります。意外に大きいのが毎月の保険料です。数千円から多ければ数万 円という金額にもかかわらず、口座振替で支払っている方も多いです。クレジット払いを扱う保険会社も増えてきておりますので、可能であれば支払い方法を変更し、ポイント付与をアップさせたいですね。クレジットカード払いで気をつけたいのは、財布の中にお金が入っていないから、カードで欲しいものを衝動買いしてしまう、という行動です。ポイントがつくといっても、予算を超えるムダ使いや衝動買い、過度な自分へのご褒美支出はお金が貯まらなくなる悪習慣のもとです。数パーセントのポイントより、ムダ使いを止めることで圧倒的にお金が貯まるのは言うまでもありません。クレジットカードを使うときは、食品を買う、雑貨を買うなどポイント率や特典で使う店を決める、マイルを貯めるためなど目的を決める、使った内訳を毎月必ず確認しておく、というように皆さんなりのカードを扱うルールを決めておくとムダな消費を防ぎやすくポイントも効率的に貯められます。基本生活は現金払いを中心に、クレジットカードはルール内というように、上手に使い分けてみてくださいね