ライフプランニング

ライフプラン(6) 人生の3大支出「住宅購入資金」:準備のためのポイント。

小川 満啓

人生の3大支出とは、「教育資金」、「住宅購入資金」、「老後資金」のことでしたね。いずれもライフプランを考える上で重 要な資金です。今回は、夢のマイホーム、「住宅購入資金」の準備について取り上げます。

住宅購入資金の準備はできるだけ早めに!

住宅を購入するためには、頭金の他に購入にかかる諸費用を自己資金で準備する必要があります。最近では、物件価 格の100%を住宅ローンで組むケースも多く見られますが、将来の家計にかかる負担をできるだけ少なくする意味でも、 頭金と諸費用を自己資金で賄うのが良いでしょう。 住宅購入の時期があまり遅くなると、返済期間が短くなり返済額が増えてしまいます。あるいは、返済額を減らすために 返済期間を長くすることで、完済年齢が70 歳になるなど、リタイア後の負担が大きくなってしまうなど返済が大変になりま す。できるだけ早い時期から積立などを開始しましょう。

自己資金はいくら必要か

住宅ローンの頭金は、できるだけ多く用意した方が良いのですが、金額は家庭によって異なります。例えば、結婚して間 もない夫婦など、頭金が全く用意できない場合でも、夫婦共働きで住宅ローンを返済する力が十分あり、返済しながら貯 蓄ができる場合は100%住宅ローンを組んでも問題ないでしょう。 最近では住宅ローンの頭金を20%以上用意できると、金利優遇などを設けている金融機関がありますので、頭金を貯 める目安として物件価格の2 割、諸費用分として1 割を用意できると返済負担が軽減できるでしょう。

自己資金を準備する方法

自己資金を積み立てるのに適している金融商品は、住宅資金専用の積立商品としては財形住宅貯蓄があり、一定の要 件を満たすと財形住宅ローンを借りることができます。財形を利用できない場合は、民間金融機関の積立型の定期預貯 金・定額預貯金で確実に増やすと良いでしょう。将来、使途が決まっているお金ですのでリスク商品は避け、元本保証の ある確実な商品を選ぶことが大切です。

自己資金の積立プラン

上記の他、個人向け国債などを利用するのも一つの方法です。