老後資金

国民年金はかけるべき?年金相談

西村 和子

【質問】
 主人が脱サラをして、飲食店を始めました。今までは主人は厚生年金に会社で 加入していて、私は専業主婦だったので、3号として実質国民年金の保険料は払わなくて よかったのですが、今度から2人とも国民年金に加入しなくてはいけないので、2人で月に3万ほど年金保険料を払っています。知り合いに今後は年金も貰える金額がきっと減っていくだろうから、年金をかけずに自分で貯金した方がいいと言われました。国民年金を払うより民間の保険会社で積立した方がいいのでしょうか?(大阪在住 40歳 女性)

【回答】
国民年金は、国民の義務になるので20歳から60歳までの期間加入しなければなりません。会社務めや公務員の方は、厚生年金や共済年金に自動的に加入することになるので、自分で国民年金を払うという事はありませんが。自営業の方、その配偶者も国民年金は加入しなければいけません。学生の場合は申請すると猶予されます。 今回、ご質問があったように将来的に本当に貰えるのか不安という方は多いですが、国民年金には、老齢年金以外にも障害年金や遺族年金といった保障もあり、もし障害状況になった場合は障害年金、18歳未満の子供のいる方が、亡くなった場合に遺族年金を家族が受け取れるという事もあります。実際に国民年金のみで生活する事は難しくなっているので、自分でも貯蓄をしていく必要もあります。貯金をしていく場合には、今後のインフレリスクも考慮することも大切ですよ。毎月、少しづつ積立ていくなら投資信託や変額年金などを組み合わせてもリスクは軽減されます。公的な年金は終身年金なので、長生きリスクに対応し、自分ではインフレリスクの回避など、上手く組み合わせて将来の安心に繋げて下さい。