貯蓄・資産運用

お葬式代預金の賢い使い方

服部 紀子

<相談内容>
先日、A子さんから60歳のお母様が、貯金の満期金をお葬式代として銀行に預けてあるが、利息も少ない現在でこのままでいいだろうか。いい方法はないか。とご相談がありました。 確かに60歳以上の女性に多いお話でした。 投資をしても運用が悪い時に亡くなってしまうと、残った子供に迷惑をかけてしまうのではないかと、貯金のまま置かれているケースです。

<回答>
お葬式代として残したいのであれば終身保険に預けられるのが一番です。 払い方などにもよりますが、払込金額よりも受け取る保険金額が増えるのが一般的です。 契約者は保険料を預けられるお母様、被保険者もお母様、受取人はお葬式代を残したい長女のA子さんです。 60歳のお母様であれば例えば230万位を一括で預けて300万を保険金額として残す。といった感じです。 保険もローンと同じようなものなので、払込期間が延びれば払込金額は増えていきますが、 A子さんのお母様のように、すでに預けているお金を預け替えられるだけであれば、 一括で払い終わってしまうのが一番得な方法です。 この差額(この場合70万)が浮いたと、お家のリフォーム代やご夫婦でのご旅行代に使われた方もたくさんおられます。 また、会社によってはインフレに対応するために、運用で保険金額が増えていくものや、 途中で運用益だけを引き出すことができるものなど様々です。 A子さんのお母様もお金を預け替えられるだけで、使えるお金が増えると、とても喜んでいただけました。