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【たばこ税増税】どこまで増えるの!たばこ値上げ 銘柄一覧(2017年版)

 

身の回りの生活用品の値段がどんどん高騰していますが、税法改正によりたばこ税も2019年4月1日までに段階的に税率が引き上げられることが決定しています。
人気銘柄も値上げが発表されており、愛煙家はもちろん、愛煙家の家計にも大きな打撃を与えることになるでしょう。
そこで今回は、2017年に値上げされた銘柄・これから値上げされる銘柄の一覧と共に、たばこの値上げについて考えます。

【2017年4月に値上がりしたたばこ銘柄一覧】
・わかば:改正前290円→改正後320円
・エコー:改正前280円→改正後310円
・ウルマ:改正前290円→改正後320円
・バイオレット:改正前280円→改正後310円
・しんせい:改正前280円→改正後310円
・ゴールデンバット:改正前260円→改正後290円

旧3級品6銘柄が2017年4月1日から一律30円値上がりしています。

【2017年9月に値上がり予定のたばこ銘柄一覧】
・ラーク・ブランドファミリー(39銘柄):改正前390~420円→改正後400~430円
・マールボロ・ブランドファミリー(32銘柄)):改正前450~460円→改正後460~470円
・パーラメント・ブランドファミリー(5銘柄):改正前450円→改正後460円
・バージニア・エス・ブランドファミリー(6銘柄):改正前450円→改正後460円

たばこ販売大手である、フィリップ モリス ジャパン合同会社は、2017年5月に同社のたばこ約82銘柄の値上げを財務省に申請していましたが、6月29日にこの申請を取り下げ、同社の最大ブランド「マールボロ」の32銘柄に絞って再申請したことを発表しました。
再申請により値上げになる銘柄は少なくなったものの、同社の最大ブランドの値上げは変わらず予定されており、愛煙家にとって大きな打撃であることに変わりはありません。

■たばこ税と税負担率

いまやたばこの税負担率は6割を超えています。
しかし、かつてのたばこは専売制であり、当時はたばこ税が存在しませんでした。
専売制が廃止され、たばこ消費税法の施行とたばこ消費税が導入され、さらに1989年の消費税導入に伴いたばこ税法、たばこ税と名前が変更されたのです。
たばこの価格にはたばこ税(国税)、たばこ税(地方税)、たばこ特別税(国税)、消費税4種類の税金が含まれています。

【代表的な紙たばこ一箱440円の内訳】 ※2017年4月時点の税率です
・国税:たばこ税+たばこ特別税=122.44円(27.8%)
・地方税:道府県たばこ税+市町村たばこ税=122.44円(27.8%)
・たばこ税の合計額:244.88円(55.7%)
・消費税(内税):32.59円

・税負担合計額:277.47円(63.1%)

参照:財務省「たばこ税等の税率

こうして見ると、たばこ一箱あたりにどれだけの税金がかかっているのかがよくわかります。また、たばこ税増税だけでなく、今後予定されている消費税の引き上げという問題もあり、愛煙家にとってはますます頭の痛い話といえるでしょう。

■たばこ増税の背景と値上げの歴史

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そもそも、なぜここまでたばこへ税負担率が重くなっているのでしょうか。過去の増税とたばこの値上げの歴史を振り返りましょう。

まず、近年は喫煙者だけではなく、受動喫煙による健康被害が増加しています。
こうした健康被害により、国をあげて健康増進策を進めるためにたばこ税の引き上げが行われてきたという背景があります。また、未成年による喫煙問題も増えており、たばこの値上げによって簡単に入手しづらい状況にすることも増税の大きな要因と考えられるでしょう。たばこの値段は、1990年以前は物価上昇による値上げがほとんどでした。しかし、1998年のたばこ特別税の創設により増税された段階で一箱250円前後(銘柄により変動あり)の銘柄がほとんどだったのが、この20年弱の間にほとんどの銘柄が約2倍もの値段に値上がりしており、その値上げの要因はほとんどが増税です。
将来的には一箱1,000円になる可能性も示唆されており、たばこ増税と増税に伴う値上げは今後も続くことが予想されます。
しかし、愛煙家にとって値上げだけで簡単にたばこをやめられる人ばかりではありません。やめられない人にとっては度重なる増税と値上げは大きな負担といえます。

■最後に

厚生労働省が毎年調査している「国民健康・栄養調査結果」の2015年版によると、現在たばこを吸っている人の中で「やめたい」と思っている人は約30%います。しかし、「やめたい」という気持ちがありながら身近に禁煙治療が受けられる治療機関があるかどうかもわからないという人が半数を超えており、気持ちはあってもなかなか行動に移せていない人が多いのが現状です。

しかし、前述したとおりたばこ増税による過去の各銘柄の値上げの動向から、今後も増税による値上げは続くと予想されます。そして、たばこの値上げで圧迫した家計を元に戻すには、「本数を減らす」「たばこをやめる」という選択肢がもっとも有効なのは目に見えています。
いきなり禁煙することを目指すのではなく、少しずつ本数を減らす、電子たばこに挑戦してみる、近くの禁煙外来を調べてみるなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

※この記事は2017年7月時点の法律・情報にもとづき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。

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画像⑨山積みの本

専門家から一言

澤村 聡子(税理士)

澤村聡子税理士事務所代表 大学卒業後、都市銀行勤務を経て、税理士試験受験・合格。税理士事務所勤務の後、2009年より現職。 一人一人の納税者の人生に寄り添えるよう、丁寧な対応を心がけています。 【監修者コメント】 たばこや酒等、嗜好品にかけられる税は様々な形で高額な税金がかけられています。 内訳をみると、実は品本体の価格より高い場合もあります。 その他レジャーなどにも独特の税金がかかっているのをご存知ですか? 例えばゴルフ場を利用するとかかる「ゴルフ場利用税」、温泉等に入るとかかる「入湯税」 などがあります。

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