仕事
【ママFP実体験】育休明けが不安!仕事と育児を両立するコツとは
職場復帰の日が近づくと、いろんな思いがこみあげますよね。
とくに初めての出産、育児休業を取った方にとっては、育休明けの職場復帰はかなり緊張するかもしれません。
でも大丈夫。これまで育休をとった先輩ママは、みんな同じ思いを抱え試行錯誤し乗り越えています。
不安を解決するためには、なぜ不安を感じているのかを明確にすることが大切です。
今回は育休明け・職場復帰経験がある筆者が、実体験をもとに不安を感じる項目に合わせた解決方法を紹介します。
時短勤務で収入が減少するなど「お金の不安」
育休明けは仕事と育児の両立のため、時短勤務で働く方も多いと思います。
養育費や将来のための貯蓄で支出は増加するものの、フルタイムで働いていたころよりも収入は下がるので、家計のやりくりを工夫する必要があります。
また、時短勤務制度を利用しても業務量が変わらず残業が増えるなど期待通りの柔軟性を得られず、子育てを優先しながら働くという理想と現実のギャップに苦しみ、転職や退職をするケースもあるでしょう。
これらの不安を解消する方法として、「お金に関する制度の活用」と「お金の専門家へ相談する」の2つがあります。
解決方法その1:働くママ・パパが使えるお金に関する制度を活用しよう
以下の制度を利用するには、一定の条件があります。いずれも申請・手続きは事業主が行うことになっているので、勤務先の人事・労務などの担当部署に確認するようにしましょう。
- 育児休業等終了時報酬月額変更届の提出
給与から控除される社会保険料が減るため、少しでも手取り額をあげたい場合は手続きするのがおすすめです。
ただしこの申請では標準報酬月額を下げるため、標準報酬月額をもとに計算する傷病手当金や将来受け取る年金額などが連動して下がるので注意しましょう。 - 養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置を受ける
「育児休業等終了時報酬月額変更届」を提出した場合でも、「養育期間標準報酬月額特例申出書」をあわせて提出することで、フルタイムで働いていたときの金額で年金額が計算されます。必ずセットで申請しましょう。 - 育児時短就業給付の申請をする
2歳未満の子供を養育するためにフルタイムのときよりも賃金が下がった場合に、時短勤務時の賃金の原則10%が支給されます。
解決方法その2:お金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)へ相談する
育児に専念したい、育児と仕事の両立が難しいなどの理由から、出産後に働き方を見直す方は少なくありません。
これから養育費などにお金もかかるのに収入が減って大丈夫なのかと心配になり、転職・退職について悩むこともあるでしょう。
産後に働き方を変えたい場合は、ライフプランニングを行うことをおすすめします。
ライフプランニングとは、結婚、出産、住宅購入、退職など、人生の節目となるイベント(ライフイベント)を具体的に計画し、それらを実現するための資金や準備を検討する生涯にわたる「人生設計」のことです。
収入が下がった場合でも生活しているかどうかを確認しておくことで、転職や退職の不安が少しでも解消されるはずです。
ライフプランニングは独学で行うこともできますが時間と手間がかかるため、お金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)に相談することをおすすめします。
ファイナンシャル・プランナーとは、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度、投資など幅広い知識を持っており、お客さまが抱えるお金の悩みを解決するために、収入や支出、資産、負債などに関するデータをおうかがいし、改善方法を提案、実行できるようにサポートを行うことができます。
\ FPナビなら、ご希望の日時・場所で何度でも無料でFPに相談できます! /
FPナビが選ばれる理由
仕事と育児の両立に関する悩み
「育休前と同じように仕事をこなせるのか」「復帰後の評価にどう影響するのか」といった将来を見通せない要因が、大きなプレッシャーになることがあります。
仕事と育児を両立するためには、制度を活用することと家族との協力が必要不可欠です。
解決方法その1:各種制度・サービスを活用しよう
仕事と家事・育児の両立は時間的・体力的な負担も大きいため、家族で働き方について話し合い、会社やサポートサービスをうまく活用しましょう。
- 時短勤務制度や在宅勤務制度
育児・介護休業法によって、事業主は育児期の柔軟な働き方を実現するための措置として短時間勤務制度を設けるよう義務付けられています。
復帰直後は夫婦ともに時短勤務を使い、慣れてきたらフルタイムに戻すなどで対策をするのもいいでしょう。
また、仕事と育児の両立支援として在宅勤務を導入する会社も増えてきました。
育休に入る前とは制度が変わっている場合もあるので、確認してみましょう。 - 看護休暇や有給休暇制度
子供の体調不良で休まなければならない場合に、役に立つのが看護休暇や有給休暇です。
看護休暇の制度はあっても会社によって運用が異なり、無給の場合もあるため、ママだけでなく、パパの会社の制度も同時に確認しましょう。
復帰直後は体調不良などで休むことが多いので、あっという間に有給休暇がなくなります。
有給休暇が使える日数は随時夫婦で共有し、年間の付与日数、いつごろ付与されるのかもあわせて確認しておくといいでしょう。 - サポートサービスを確認する
病児保育、病後児保育、ファミリーサポート、家事代行サービス、ミールキット・宅食サービスなどをできるだけたくさん調べておきましょう。
利用するのにお金はかかりますが、いざというとき、頼れる機関があると安心です。
事前登録が必要になることもあるので、時間にゆとりがある育休期間に登録をすませておきましょう。
解決方法その2:夫婦で役割分担を明確に
家事の分担は平等に分けるということが難しいので、得意・不得意やこだわりがある家事をそれぞれ列挙して分ける方法をおすすめします。
苦手な家事をすることは家事をする本人がつらいのはもちろん、求めるレベルで家事ができていない場合、家族にもストレスがかかります。
そのため、それぞれ得意とする家事を担当することで、高いレベルで家事を遂行できます。
育児については、保育園の送迎はどちらがするのか(送りはパパでお迎えはママなど)、平日の行事対応、保育園での発熱などの急な呼び出しや病欠の分担もしておく必要があります。
病欠や急な呼び出しには、看護休暇の充実しているほうが対応すると、世帯の収入のためにも良いですね。
家事・育児は1日でマスターできるものではないので、復帰したら分担しようではなく、育休中から徐々に実践しましょう。
社会との再接続における戸惑いや人間関係のストレス
育休中は家事や育児に専念していたため、復職後に「社会とのつながり」に対して戸惑いを感じる方が多いのも事実です。
育休中に離れていた分、職場の状況が変化していることもあり、出産前に構築していた職場での人間関係やコミュニケーションの取り方が変化していると、どう接するべきか悩み、「疎外感」を覚えることがあります。
また、急な欠勤や早退が増えてしまった場合には「周囲の目」が気になったり、上司や同僚が育休明けの働き方について理解を示していても、配慮されることに対して逆に申し訳なさを感じることも少なくありません。
解決方法:上司や働く同僚に相談する
対策として、職場復帰前後に上司や近い境遇で働く同僚などに相談する時間を作ってもらうことをおすすめします。
職場に復帰する前に、上司に会社や戻る予定の部署・チームの状況、復帰後の仕事内容について質問をしたり、素直に職場復帰が不安であるということを上司に伝えてみてもいいでしょう。
育休明けで職場復帰した人など子育てをしながら働いている人がいる場合、同じような悩みを抱えていた可能性があるので、どのように解決したのかなど相談するのもおすすめです。
また、職場復帰前後に保育園のこともできるだけ共有するようにしましょう。
- 慣らし保育の有無と期間
慣らし保育とは、入園後の数日~1か月程度、短時間での保育を行うことで園での生活に慣らしていく期間のことです。
園によって慣らし保育の有無や実施期間が異なることや、実際に慣らし保育を行いお子さまの状況をみながら実施期間を変えることもあるので、具体的に状況を連携するようにしましょう。 - 体調不良や天候などで登園できない場合や、登園後に体調不良があった場合のお迎え要請の基準
体温37.5度以上、暴風や大雨などの警報発令、病気・ケガの症状、何時間以内にお迎えに行く必要があるのか、ママとパパどちらが迎えに行くのかなども伝えておきましょう。 - 年間行事のスケジュール
保護者会や運動会などの行事が平日に行われる場合、スケジュール調整が必要になるので、事前に保育園から年間スケジュールを共有してもらうと安心です。
他にも、復帰当日には「今日から復帰します、よろしくお願いします。」という気持ちを込めて、部内やチームメンバーにお菓子を配って回るケースが多いです。
もちろん、何もなくても快く出迎えてくれる人が多いですが、こうした気持ちを示すことで、受け入れてもらいやすくなります。
誰であっても復帰してすぐ即戦力として働くことは難しいです。
最初は「仕事ありきの生活に慣れるぞ」くらいの意気込みで、焦らず少しずつ仕事の勘を取り戻せるといいですね。
育休明けが不安なあなたへママFPからのメッセージ
育休からの復帰に向けて、できることをお伝えしました。
一番避けたいことは、仕事も育児も一人で頑張りすぎて、いっぱいいっぱいになることです。
- 使える制度・サポートサービスを活用する
- 上司や同僚などに不安な気持ちや業務内容を相談したり、保育園情報などを共有する
- 家族と協力し、家事・育児を分担する
育休明けは不安ですが、子供も保育園という新しい環境で頑張ることになります。
まだ自分の気持ちをうまく伝えられない年齢の子供から、保育園で何をしてどんな気持ちだったのかを聞くのは、心の余裕がないとなかなかできないもの。
そのためには、あなたが穏やかな気持ちでいることがとても重要になるので、適度に自分時間を作ってリフレッシュすることも忘れずに。
特に仕事に復帰する前は、育休中に頑張った自分を目一杯甘やかしましょう。
筆者の場合は、慣らし保育中はすぐにお迎えの時間になるので、保育園の近くにあるカフェでゆっくりお茶をしたり、ラーメン屋や焼き肉屋などの子供がいると行きにくいお店でご飯を食べたりなど、自分の好きなことをして過ごしました。
もし、復職の不安原因がお金のことならFPナビにお任せください。
FPナビでは何度でも無料でお金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)に相談できるサービスを実施しています。
平日・土日祝日問わず、ご自宅や飲食店、オンラインで相談することができ、理想の働き方や子供の進路など将来どんな生活を送りたいのか、夢を叶えるための提案・アドバイスを行うことができます。
FPナビでは自分にぴったりのFPを探して相談予約をすることはもちろん、お住まいの地域や不安を感じている内容を考慮し、あなたにぴったりのFPを紹介するおまかせ相談予約も可能です。
子育て中のFPも多数在籍しているので、まずはお気軽にお問合せください。
※この記事は2026年1月時点の法律・情報にもとづき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。
出典
日本年金機構「育児休業等終了時報酬月額変更届の提出」
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/menjo/ikuji-menjo/20150407.html
日本年金機構「養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置」
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/menjo/20150120.html
厚生労働省「育児休業等給付について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html
厚生労働省「育児・介護休業法について」
mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html
執筆者
ニッセンライフ 松田
保有資格:3級ファイナンシャル・プランニング技能士
コールセンターや訪問営業をしていた経験を活かし、ホームページのコラムやコンテンツの執筆を行っている。
わんぱく娘の育児と仕事の両立に奮闘中。


