教育・子育て

【2021】賢く新生児準備をするコツ。最低限必要なもの・あると便利なもの

【2021】賢く新生児準備をするコツ。最低限必要なもの・あると便利なもの

出産が近づくと、「新生児の準備で最低限必要なものって何?」と検索魔になりますよね。

筆者も同じでした。

初めての出産では、雑誌の出産準備リストを見ながら産前にあれこれ買い物。
ところが実際に出産すると、準備しても使わなかったもの・いらなかったものが意外と多いことに気付きました。

何かとお金がかかる産前産後。
不要な出費を抑えるためにも、本当に必要な準備用品だけを知りたいですよね。

今回はコロナ禍で2人目を出産した筆者が、2人の出産で気付いた新生児準備のコツを解説します。

先輩ママの「産前に準備してよかった」「準備したけどいらなかった」の声もまとめました。新生児準備で悩んでいる方は、参考にしてみてください。

新生児の準備で大切なポイント



新生児の準備で大切なポイントは、以下の3つです。

- 産後のママ・赤ちゃんの状況にあわせて買い足していくと無駄がない
- 入院中に購入できたり、レンタル※で用意できたりするものもある
- 使用の有無に限らず、災害時など万一の備えは必要
※レンタルは地域によって使えない・在庫がないこともあるため、出産前に問合せて確認しておこう

例えば母乳漏れを防ぐ「母乳パッド」は、身近なドラッグストアやスーパーでも購入できます。実際に使うかどうかはママの母乳の状況によって変わるため、産後に考えてから購入しても遅くはありません。筆者も入院中はパッドを使わず、ガーゼで代用していました。

母乳パッドやミルク、哺乳瓶は、病院で販売されていることもあります。出産する病院では何を買えるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

またベビーラックやベビーベッドなどの大型用品は、出産後のレンタル利用をおすすめします。赤ちゃんは1人1人違うため、用意したものが合わない子もいるからです。

筆者の場合、1人目はまったくベビーベッドで寝てくれず、レンタルしたベッドは1か月で返却。一方、2人目のときはよく寝てくれて、6か月間レンタルでフル活用しました。
赤ちゃんの状況で利用期間を調整できる点は、レンタルのメリットです。

レンタルは、お住まいの場所や出産時期によって利用できない可能性もあります。事前に問合せして、在庫状況を確認しておくと安心ですよ。

最後に大切なのは、防災時の備えです。
日本は地震や豪雨など自然災害が多い国ですから、いつどこで停電や断水になるかわかりません。電気や新鮮な水がなければミルクは作れませんし、買い物に行けなければおむつが切れたとき大変ですよね。

防災用品としては、赤ちゃんが生きていくために最低限必要な液体ミルクや、紙おむつやお尻ふきがあると安心です。

次の項目では、災害時の備えも含めた「産前に準備しておきたい新生児準備用品」をリストで紹介していきます。

【新生児準備】産前に絶対に必要なものリスト

ここでは新生児の準備の中で、産前に用意しておくべき最低限のものだけを紹介します。

2人の子を持つ筆者が、周囲の産後ママに調査してまとめた必要なものリストです。参考にしてみてください。

<【最低限】新生児準備で絶対必要なものリスト>
準備品準備のポイント
短肌着・長肌着・新生児サイズ(50)で、生まれる季節にあわせて用意・最低でも3~5セットあると安心
ロンパース・最低でも2~3セットあると安心
★おむつ・病院でもらえるが、すぐになくなる・新生児はおむつ替え回数が多いので紙おむつが便利
★お尻ふき・病院でもらえるが、すぐになくなる・70枚~90枚入りのものが3個あると安心
ガーゼ・ミルクの吐き戻しや汗拭き、母乳パッドの代わりなど、あらゆる場面で使える・ハンカチタイプのガーゼが10枚~20枚あると安心
体温計・コロナで検温を求められる機会・場所が増えているため必要・タッチ式のものが家庭に一つあると安心
爪切りハサミタイプややすりタイプがある
★赤ちゃん用綿棒・消毒液・へその緒の消毒や耳掃除などに使用する・どちらも病院でもらえることが多い
赤ちゃんを包むおくるみ(バスタオルでも代用可)・季節にあわせたおくるみを用意・柔らかいバスタオルや大判ガーゼでも代用可
自家用車がある方はチャイルドシート・退院後、車で帰るのであれば必須
防災用品・赤ちゃんの着替えや紙おむつ、お尻ふき、液体ミルクと哺乳瓶など、最低限生きるために必要なものを入れておく


★マークが付いている物は、病院のお産セットに入っているのが一般的です。
事前に病院で何をもらえるか確認しておき、お産セットで間に合いそうであれば、出産後に買いたしてもいいでしょう。

見落としがちなのは、赤ちゃんが使う体温計です。
今は新型コロナウィルス対策により、検温が必要な機会・場所が増えています。
筆者が出産後に1か月検診や予防接種で病院に行ったときも、事前の検温は必要でした。よく動く赤ちゃんの検温をスムーズに行うため、タッチ式の体温計があれば産後も長く使えるでしょう。

防災用品の備えも、産前にすませておくと安心です。
防災用品のおすすめは、2019年に発売された液体ミルクです。液体ミルクは哺乳瓶に注ぐだけですぐに飲めるため、電気や水がない状況でも使えるようになっています。

災害にあわなくても、産後にママの体調が悪化し、赤ちゃんの世話ができないこともあるでしょう。万一のときにパパや周囲の家族が赤ちゃんのお世話をすることも考えて、最低限の備えをしておきましょう。

【新生児準備】産後に買っても間に合うもの

ここでは、産後に買うかどうかを決めてもいいもの、産後に買っても間に合うものをまとめました。

以下のリストは、ママによって使うか使わないか意見が分かれるものがほとんどです。

参考までに、「女の子ママ」「男の子ママ」「2人目ママ」「帝王切開ママ」という形でママの状況別の声を記載しました。自分と同じ状況のママの声を見て、参考にしてください。

    
< 産後に買うかどうか決めても間に合うものリスト >
準備品購入のポイント・ママの声
ミルク・哺乳瓶・入院中は病院のミルクと哺乳瓶を使えるため、出産前に買わなくても間に合う。入院中の母乳の状況を見てから買ってもOK(女の子ママ)「医師の指示で完全ミルクだったため、産前に哺乳瓶を買っていた。しかし入院中に病院で使っていた哺乳瓶をそのまま買って使用したので、産前に買った哺乳瓶は結局使わなかった
授乳ブラ・授乳用の服・ブラトップ付きのキャミソールやラフな服があれば代用できる。入院中に母乳状況を見てから買ってもOK(男の子ママ)「授乳専用ではなくてもいいけど、ラフな部屋着は育児中のユニフォームとして必要
骨盤ベルト・補正下着・使うかどうかは個人差あり。産後の身体の回復状況によっては、締め付けが厳しくて使えない場合も。後から様子を見て買ってもOK(帝王切開ママ)「帝王切開でも使えると聞いて骨盤ベルトを用意していたけど、縦切りだったから傷にベルトが当たって痛くて、使えなかった
母乳パッド・産後すぐに大量に母乳が出るとは限らない。入院中の母乳の状況を見てから買ってもOK(2人目ママ)「1人目の出産でパッドによる肌荒れが酷かったため、2人目ではタオルやガーゼをつめて代用した
授乳クッション・赤ちゃんの大きさや授乳のしやすさによって異なるので、産後様子を見ながら買ってもOK(女の子ママ)授乳クッションがないとうまく授乳できなかったので、買ってよかった。でも、数か月で使わなくなったから、クッションで代用してもよかったかも?」
ドーナツクッション・産後の腰や傷の痛みにあわせて、後から買ってもOK。(帝王切開ママ)「帝王切開だったからお尻よりお腹が痛くて、ドーナツクッションは必要なかった
ベビーバス・家庭の環境により異なる。洗面台で沐浴させる家庭もあるので、赤ちゃんの身体や家庭の状況にあわせて決めればOK(2人目ママ)「ベビーバスはすぐに使えなくなると聞いていたので、2人とも産後1か月は洗面台で沐浴。洗面台ならしゃがまずに洗えるし、シャワー付き洗面台だったので洗いやすかった
ベビー用シャンプー・石鹸・産後、赤ちゃんの皮脂の状況を見てから使いやすそうなものを買ってもOK(2人目ママ)「頭は病院でもらったベビーシャンプー、身体は大人も使える自宅の石鹸で洗っていた。普段から低刺激のものを使っていたので、赤ちゃん専用はいらなかった
お尻ふきウォーマー・生まれた季節や家庭の環境により異なる。赤ちゃんにあわせて後から買ってもOK(男の子ママ)「産前に買ったけど、春生まれだったから必要なかった
おむつ専用ごみ箱・家庭の環境により異なる。ひんぱんにゴミ捨てできない家庭ではあると便利だが、新生児期は匂わないので後から買ってもOK(女の子ママ)「ゴミ捨てが面倒だったので事前に買っておいてよかった」(2人目ママ)「マンションでゴミ捨て場があるからすぐに捨てられるし、買わなかった
ベビーラック・ハイローチェア・個人差あり。赤ちゃんの様子を見てレンタルで試すのがおすすめ。 (男の子ママ)「買ったけどまったく寝てくれなかったので、使わなかった」(帝王切開ママ)「産前に買っておいてよかった。産後すぐにハイローチェアで寝かせる癖をつけていたので、よく寝てくれた。傷の痛みがあって頻繁に抱っこできなかったので大助かり
ベビーカー・家庭の環境により異なる。車がない家庭ではいずれ必要になるので、買っておくと産後すぐ使える(女の子ママ)「産前に買っておいてよかった。後からでも大丈夫かなと思っていたものの、2週間後、1ヶ月後の検診時は体力がなく、ずっと赤ちゃんを抱いていられないし、抱っこ紐を使うのは怖いので助かりました
ベビー布団・ベビー用マットレス・家庭の環境によって異なる。大人と同じ布団やマットレスで添い寝する家庭も(2人目ママ)「産前にマットレスを購入。夜は大人と一緒に寝ていたけれど、日中はリビングにベビー用マットレスを引いて寝かせていた。実家にも持っていけるしどこでも使えるので、マットレスか布団はあったほうが便利
ベビーベッド・家庭の環境によって必要・不要が分かれる。使うかどうかわからないため、レンタルで用意して試してみるのがおすすめ。 (男の子ママ)「友人から借りた。産後はしゃがむのもしんどいし、物置きにもなるので便利(2人目ママ)「2人ともレンタルで借りた。1人目はあまり使わなかったが、2人目は上の子がいて埃が気になるので大活躍
抱っこひも・スリング・家庭の環境により異なる。新生児期は使う機会が少ないため、後から様子を見て買ってもOK。(女の子ママ)首が据わってからで十分。というか首が据わってからじゃないと使えないものが多いので、少ししてからで大丈夫かと思います。むしろ、モノによっては子供が嫌がることもあるので、産まれてからのが安心かも?(2人目ママ)「1人目の産後、1か月検診までにスリングを購入。スリングは新生児でも使えるので1人目も2人目も重宝した」

こうして見ると、ママの状況や赤ちゃんによって必要なものは違うのがよくわかると思います。

すべてに共通しているのは「後から購入しても間に合う」ことです。
各家庭で様子を見ながら、少しずつ揃えていきましょう。

絶対ではないけどあると便利なものやサービス




ここでは、絶対に必要というわけではないけど、個人的に役立ったものやサービスを紹介します。ママの状況別に紹介していきますので、参考にしてみてください。

・2人の子を持つ女の子ママ
「産前に用意しておいてよかったのは新生児フォト用の衣装。
新生児期しか撮れない赤ちゃんの写真を残したくて、新生児フォト用の服をネットで事前購入。機嫌がいいときに着せて、自宅でいろんな写真を撮りました。1人目のときはカメラマンにお願いして、2人目のときはコロナ禍だったので自分で撮りました。写真館には行けなかったけど、衣装を着せたら写真館風になったし、思い出の写真を残せてよかった」

・フリーランスのママ
「産前産後も仕事(パソコン)していたので、産前に買ったビーズソファが大活躍。産前の大きなお腹でも座って仕事しやすかったし、産後は授乳やちょっとした昼寝もソファでしていました。いろんな体勢で使えるので、産前産後の体にぴったりでした」

・産後もほぼワンオペママ
「妊娠中から利用していた食材宅配・ネットスーパー系は産後もお世話になったサービス。小さい赤ちゃんがいると買い物に行くのも大変なので、宅配してもらえるのはありがたい。
ただしネットスーパーは、コロナ禍で利用者が増えて注文できないこともしばしば。固定で毎週来てくれる生協のようなサービスが使いやすいと思う」

まとめ

新生児の準備用品で「産前に絶対買っておくべきもの」は、意外と少ないです。

各家庭の環境や産後のママの状況、赤ちゃんの気質によって合う・合わないもあります。入院中に病院で購入する・レンタルでお試ししてみるといった方法も検討してみましょう。

ただし「使うかどうか」に関わらず、災害時の備えは必要です。
おむつにお尻ふきに液体ミルクなど、赤ちゃんが生きるために絶対必要なものは、万一に備えて防災バッグに入れておきましょう。

産前は最低限の備えをしたうえで、産後に様子を見ながら少しずつ買いたしていく。
そうすれば無駄もなく、後悔のない買い物ができるのではないでしょうか 。

執筆者

服部 椿

服部 椿

プロフィール:FP分野専門のフリーランスライター。
子育て中のママFPとして、子育て世帯に役立つ家計や投資、お金に関する情報を発信中。
保有資格:2級FP技能士

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