家計
【節約術】冬の電気代が高い!冬の電気代を節約する3つのコツとは

どうしても電気代がかさんでしまう冬。「節約しているつもりでもやっぱり高くなりそう…」と悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。しかし実は、冬の電気代には「節約する3つのコツ」があるのです。冬の電気代節約について解説します。
■冬の電気代が高くなる理由
電気代は、シーズンによって大きく変動します。特に変動が激しいとされているのが冬です。冬の電気代が高くなる理由としては、やはり「季節家電の利用」でしょう。冬の季節家電といえば、
- エアコン
- コタツ
- ホットカーペット
- ヒーター
などが該当しますが、これらの家電を使いすぎてしまうと、「電気代が高くて家計が厳しい」というような事態に陥ってしまうことも。しかしながら、季節家電を全く使用せず冬を越すのは現実的ではありません。そこで重要なポイントになるのが、「できるかぎり効率良く季節家電を使う」という点なのです。
■冬の電気代を節約する3つのコツ
冬の電気代を節約するためには、効率よく季節家電を使用する必要があります。ここでは、冬の電気代を節約する3つのコツをご紹介したいと思います。
<冬の電気代を節約する3つのコツ>
- エアコンの温度を20度に設定し、加湿器やサーキュレーター(送風機)を併用する
- ホットカーペットの利用を減らし、できるかぎりコタツを活用する
- 暖かい部屋着、室内での靴下着用
それぞれのポイントをご説明していきましょう。
1.エアコンの温度を20度に設定し、加湿器やサーキュレーター(送風機)を併用する
環境省が提唱する「ウォームビズ」では、暖房時の室温を20℃(目安)で快適に過ごすライフスタイルを推奨しています。暖房の温度を1℃低めに設定することで、約10%の節電になるといわれています。エアコンの電気代は月間の電力消費量にも大きく関わるため、優先して効率を見直したいポイントでしょう。また、冬場のエアコン代を節約するために有効な方法として、加湿器やサーキュレーターを併用するのも効果的です。
冬場のエアコンが作り出す暖かい空気は、どうしても天井付近に集まりやすくなります。そこで、サーキュレーターを併用することで部屋全体に空気を循環させれば、よりスムーズに暖房を効かせることができます。加えて、加湿器を併用して湿度を上げると、体感温度も高くなります。このような方法を駆使すれば、冬場のエアコン代節約にも繋がるでしょう。
2.ホットカーペットの利用を減らし、できるかぎりコタツを活用する
広域を温めるホットカーペットか、1か所を重点的に温めるコタツのどちらが電気代節約に有効なのかといえば、一般的にはコタツのほうが有利だとされています。(※ただし、使用する家電の消費電力によって異なる場合もあります) したがって、
上手くコタツを活用することができれば、冬場の電気代節約に繋がる可能性があります。
3.暖かい部屋着、室内での靴下着用
冬場の季節家電は、消費電力も大きめです。「寒いから」とすぐにスイッチを入れてしまうと、思わぬ電気代の高騰を招いてしまう可能性があります。逆にいえば、室内で暖かい部屋着や靴下を着用するようにすれば、体温の低下を避けることができ、結果的に電気代の節約にも影響する可能性があります。また、就寝時の寒さが気になるときは、電気毛布を使用するのが効果的です。
その他、細かな節約ポイントとして、カーテンの長さを長くすることで冷気の侵入を防いだり、エアコンのフィルターを定期的に清掃したりなど、工夫できる節約ポイントは多数存在しています。まずは、気軽にチャレンジできそうなポイントからスタートしてみると良いでしょう。
※この記事は2017年11月時点の法律・情報にもとづき作成しておりますが、将来、法律・情報・税制等は変更される可能性があります。