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新社会人の保険はどう考える? 入社したら保険も考えたい!

新社会人の保険はどう考える?  入社したら保険も考えたい!

新年度がスタートし、真新しいビジネススーツに身を包んだ新社会人の姿が目立つ季節です。社会人になったら、自分の保険は自分で入りたいもの。それはどうして? どんな保険に入ればいい? など、新社会人の保険について考えてみました。

■若くても、貯蓄の少ない新社会人ほど保険が必要!

まだ、入社したばかりで、仕事を覚えたり、職場に慣れるのに精いっぱい。他のことなんか、何も考えられないという新社会人が多いでしょう。それも、もうすぐ落ち着くはず。そのタイミングで、生命保険のことを自ら考えてください。自ら考えてというのは、最近は、新入社員の周囲に積極的に保険を勧めてくれる人が少なくなっているからです。

でも、社会人になったら、どうして保険に入らないといけないの? と疑問を持つ人もいるでしょう。若いから病気で入院することはそうないだろうし、結婚しているわけではないから死亡して生活に困る人はいないし…保険はまだ必要ないのでは、と考える人がいそうです。

確かに、それも一理あります。でも、若くても病気・ケガで入院する可能性はゼロではないので、まさかの入院のときにはお金がかかります。万一、死亡すればお葬式代がかかります。入社して間もない新入社員は、まだ貯蓄は少ないでしょうから、入院や死亡すると両親にお金で迷惑をかけることになってしまいます。社会人になったのだから、そんな事態は避けたいもの。そのために、保険に入っておく必要があるわけです。それに、病気になってからでは、保険に入れなかったり、条件がついたりするので、健康状態に問題がないうちに入っておくに越したことはないのです。

■入院に備える医療保険に優先的に入って!

では、新社会人はどんな保険に入ればいいのでしょうか? 優先的に入りたいのは、入院したときの医療費の自己負担に備える医療保険です。まだ、お給料は多くはないでしょうから、保険料が負担にならないよう、入院・手術・先進医療の保障がセットされた終身保障タイプの医療保険に入りましょう。
入院日額は、5,000円~1万円が目安です。

死亡に備える保険は、まだ、扶養家族はいないでしょうから、自分のお葬式代として300万円~500万円程度をカバーしておけばいいでしょう。死亡保障は、先々、増額する可能性が高いので、短い保障期間の定期保険を利用するのが合理的です。

今回、保険に加入したら、それで終わりではありません。結婚・出産・住宅取得などのライフステージの変わり目に、そのときの家族の状況に合った保障内容に見直していく必要があるからです。また、社会保障制度が変わったり、新しい保険商品が登場したりしたときも、見直しが必要になるかもしれません。つまり、新社会人になって初めて入る保険は、人生のスタートラインのベースになる保険ということです。

なお、親御さんが保険をかけてくれていることがあります。その場合は、保障内容を確認し、そのまま継続してもいいようなら、契約者の名義を新社会人に変更して保険料を払っていくようにしましょう。

※この記事は2018年5月時点の法律・情報にもとづき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。

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