家計
ライフプランを立ててみませんか?
人生を俯瞰して見るためにも、ライフプランやキャッシュフロー表を作成してみませんか? これらは「将来の設計図」 ともいわれますが、作成することで夢を実現させましょう。作成後の見直しも大事です!
■ライフデザイン(夢)を描こう!
ライフプランとは「人生設計」 ともいわれますが、自分の人生の未来を想定して準備するためにも、とても大事なものです。しかし、ライフプランを立てる前に、まず行うことがあります。それは、「夢」を書き出すことです。「ライフデザイン」とも言いますが、「将来どんな生活を送りたいか」をイメージし構想するのです。このライフデザインをより具体化し、計画したものがライフプランなのです。
まず、あなたの夢は何でしょうか?これだけはかなえたい、と思うものを書き出してみてください。1つに限らなくていいです。
では、まだ漠然としたヴィジョンでけっこうですので、未来の自分を想像してみましょう。5年後、10年後、あなたはどこで何をしていますか? 断片的なイメージでも結構ですので、書いてみましょう。
■ライフプランを立てよう
漠然としたイメージでも、ライフデザインを描いたところで、今度は少し具体的に計画に落とし込みます。未来のことはわかりませんので、あまり深刻に考えずに想像してみてください。
今後のあなたの人生に関するものとして、次の5つの質問の答えを考えてみてください。
- どんな働き方をイメージしていますか?転職なども含めたキャリアプランは?
- 結婚はしますか? 何歳ごろでしょうか?
- 子どもは持ちますか? 持つとしたら何人くらいでしょうか。
- マイホームを買いますか? いつ頃?
- どんな趣味や特技を持ちたいですか?
将来を具体的に計画し、準備をすることがライフプランですが、これらの質問の回答+将来の夢を加味して、ライフプランを書いてみましょう。「ライフイベント」 とは人生における出来事を言います。
■キャッシュフロー表も作ってみよう
キャッシュフロー表とは、10年、20年などの長いスパンで、入るお金と出て行くお金、それによる貯蓄残高の推移を見るものです。収入や支出、貯蓄などのデータのほかにも、ライフイベントごとにかかる費用等を入力すると、長期的に貯蓄残高の推移がどうなるのかわかります。
表2はキャッシュフローの例です。数字を入れてシミュレーションするとより具体的に未来を考えることができます。キャッシュフロー表を作成する場合はFPなどに相談をして作成してもらうといいでしょう。
表2 キャッシュフロー表の例
■まとめ
ライフプランやキャッシュフロー表は、「将来の設計図」 ともいわれますが、作成することで夢を実現させましょう。1度作ったらおしまいではなく、できれば毎年、見直しをしましょう。
自分だけでやっていると行き詰ることもあります。そんなときは、専門家の手を借りるのは1つの方法です。ホームドクターのように、信頼できるFPに出会えると、未来に向けて大きな力になります。
※この記事は2019年4月時点の法律・情報にもとづき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。