家計

お金の専門家、FPとIFAの違いとは?相談時の重要ポイントを解説

お金の専門家、FPとIFAの違いとは?相談時の重要ポイントを解説

「お金の相談をしたいけど、FP や IFA どっちに相談すべき?違いがよくわからない」
と思い、情報収集している方は多いのではないでしょうか。

老後の不安に子どもの教育資金など、お金の悩みは尽きないものです。
いざ専門家に相談しようと思っても、FP や IFA など「お金の専門家」にも種類があるため、混乱してしまいまいますよね。

そこで当記事では、

  • FPとIFAの違い、相談できる内容
  • お金の専門家に相談する際の重要ポイント

をわかりやすく解説していきます。

「専門家に相談したいけど、誰にどう相談したらよいかわからない」という方はぜひ、参考になさってくださいね。

■ お金の専門家、FP と IFA の違い


FP と IFA は、共にお金の専門家と呼ばれる存在ですが、相談内容に違いがあります。ひと言で言えば、

  • FP(ファイナンシャル・プランナー)は、顧客のライフプランにあわせて保険や家計相談など、総合的なお金のアドバイスをする専門家
  • IFA(インディペンデント(独立系)・ファイナンシャルアドバイザー)は、株や債券、投資信託を活用した投資や資産運用のアドバイスと、金融商品の提案をする専門家
といえます。

FP は保険、家計相談、住宅ローンから年金相談まで相談内容が多岐に渡るのが特徴です。
対して IFA は資産運用相談に特化しており、アドバイスだけではなく金融商品の仲介まで行えるのが特徴です。

■FP と IFA に相談できる内容、違いを徹底比較


FP と IFA は相談できる内容に違いがあるため、必要な資格や活動形態も異なります。
それぞれの違いを比較表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<FPとIFAの違い 比較表>
FP(ファイナンシャル・プランナー) 比較ポイント IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)
ライフプラン相談を軸に、保険、家計、住宅ローン、年金、税金、相続・事業承継など多様な相談ができる※FPによって対応できる範囲は異なる※資産運用相談できるFPもいる 相談できる内容 株式や債券、投資信託などの金融商品を活用した資産運用相談ができ、金融商品を仲介してもらうことも可能
法人に所属するか個人で活動する法人の場合は保険会社、銀行、金融代理店、独立系FP事務所などに所属して活動する 活動形態(所得機関) IFA法人(金融商品仲介業者)に所属するか、個人で金融商品仲介業者として活動する
民間資格(AFP・CFP※)国家資格(FP技能士1級~3級)いずれかの資格を取得※CFPは世界標準資格 日本で活動する際の必要資格 金融商品仲介業の登録外務員登録が必須
無料相談有料相談あり 相談料金 無料相談有料相談あり
法人でも個人でも、FP相談を受け付けている窓口から相談申し込みをして、対面で相談する 相談方法 法人でも個人でも、IFA相談を受け付けている窓口から相談申し込みをして、対面で相談する

対して IFA は、顧客の理想とする資産形成を、投資や資産運用で実現することを目的とします。IFA は特定の金融機関に所属しないため、中立的な立場で資産運用の相談ができるのがポイントといえるでしょう。

■ 相談時に大切なのは肩書より得意分野や経験値


ここまでの話で、「お金の総合的な相談は FP で、資産運用相談は IFA にすれば良いのでは」と感じた方もいるでしょう。
たしかに保険や住宅ローンなどの局所的なお金の相談は、IFA では対応できません。
また資産運用相談については、対応できる FP はいても、金融商品の仲介となるとできないケースがほとんどです。

しかしひと口に FP や IFA と言っても、所属機関や得意分野、個人の経歴などにより、相談できる内容は大きく異なります。
また表向きは IFA(または FP)として活動していても、実は両方の資格を持っている、というケースもあるでしょう。

「FP だからどんなお金の相談でもできる」
「資産運用相談は絶対 IFA」

などという思い込みは捨て、相談する際は必ず専門家個人の得意分野や経験値を見るようにしましょう。

大切なのは、自分がどんな相談をしたいのかを明確にしておくこと、その相談内容に適した専門家を肩書関係なしに探すことです。

お金の相談というデリケートな問題だからこそ、肩書にこだわらず個人のスキルを見て、相性の良い相手を選ぶこと。
それこそ、お金の相談で最適解を得る方法ではないでしょうか。

■ まとめ


「お金の専門家、FP と IFA の違いとは?相談時の重要ポイントを解説」まとめ
FP と IFA はともにお金の専門家ですが、相談できる内容や活動形態などが異なります。

FP はライフプラン相談を軸に、生活に根差したさまざまなお金の相談ができます。
IFA は資産運用相談を軸に、投資性商品を活用してより実践的な資産運用相談ができます。

ただし FP にしても IFA にしても、個人の経験値やスキルは肩書だけでははかりきれません。

FP でも IFA 並みの資産運用知識を持っているケースはありますし、FP 資格を持つ IFA もいます。
大切なのは「FP か IFA どちらに相談するか」ではなく、「自分の相談内容に適した知識と経験を持つ専門家に相談すること」です。

改めて自身の相談内容を振り返えったうえで、最適な専門家を選んで相談するようにしてくださいね。



※この記事は 2020 年 5 月時点の法律・情報にもとづき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。

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