教育・子育て

子育てが楽しいと感じる瞬間って?子育てをもっと楽しみましょう!

子育てが楽しいと感じる瞬間って?子育てをもっと楽しみましょう!

子育てと聞くと、「大変そう」や「つらそう」というイメージをお持ちの方も、いるのではないでしょうか。実際、インターネットには、「毎日が苦しい」と、子育てを楽しめていないお母さんたちの声も聞こえてきます。一方で、「子育ては確かに大変だけど、やっぱり楽しい」という方もいます。近年では、男性の子育て参加を促す環境が整ってきました。しかし、現状ではお母さんが子育ての大半を担っている家庭がほとんどです。今回は、子育てをもっと楽しみたいと考えているお母さんたちに向けて、子育てを「楽しい」に変える方法を紹介します。

子育てを楽しいと思っている人はどれくらいいるの?

そもそも、「子育ては楽しい!」と考えている方は、どれくらいいるのでしょうか。2019年に実施された「子育てをどう感じているのかに関する調査(株式会社コズレ) 」でも、「子育ては楽しいか?」という質問に対して「楽しいと思う」と回答したお母さん・お父さんは96.5%で9割以上でした。母親であれ父親であれ、子育てを楽しんでいる方は多いということがわかります。

しかし、アンケートに寄せられた声を見ると、いつでも子育てを楽しんでいる、というわけではないようです。同調査によると、「子育ては大変だと思うか?」の質問に、「子育ては大変だと思う」という回答の方の割合は96.3%。子育てを楽しんでいると答えた96.5%と、ほとんど同じ割合です。

とくに、イヤイヤ期に突入している2~3歳を育てている方は、「子育てが楽しい」と回答する割合が減少しています。また、いうことをきかなかったり、意思の疎通がとれなかったりと、なかなか親の思い通りにはいきません。子供と毎日奮闘することになるので、より大変さを実感しやすいのでしょう。それでも、あの手この手で工夫を重ねて、親と子供が一緒に楽しく暮らすための努力が、垣間見られます。子育てを楽しむための「コツ」として紹介されている行動は、以下の通りです。

子育ての「つながり」を持つ

パートナーと一丸となった子育てはもちろん大切です。一方で、子育てを一緒に楽しむ「ママ友」と仲良くなることが、子育てを楽しむコツだと考えている意見もありました。ママ友と交流を重ね、困ったときにはお互いが助け合えるような関係をつくるのです。パートナー以外にも、頼れる他人の存在を増やしておくことで、子育てのプレッシャーが軽くなります。

前向きに受け止める 

子育てとは、思い通りにいかないものです。子供は、成長を重ねるほど自分らしさが芽生え、意見が衝突することも増えます。ときには、親の期待通りには動いてくれないかもしれません。しかし、大変なときこそ、「この子は成長しようとしているんだ」、「この瞬間は今しかないんだ」という、前向きな姿勢を持つお母さんもいます。

子供の意思を尊重する

自分がお腹を痛めて生んだ子供であっても、自分と同じ思考や行動を取ることはありません。自分の計画通りに育てようと頑張っても、思うようにいかないことがあります。そのようなときには、「子供は自分の人生を選ぶ権利があるのだ」と、子供の意思を尊重しようとするお母さんは多いようです。また、「よその子と自分の子を比べないようにしている」、という声もあります。子供の行動はコントロールできません。コントロールしようとすると、お互いに思い通りにならない状況に疲れてしまいます。辛抱強く見守っているうちに、いつの間にかよい結果に転じることもあります。

完璧な親になろうとしない

子供を授かり親になると、子育てで忙しさのあまり、家事がおろそかになったり、子供にきつくあたってしまったりと、予想とは反することもあるでしょう。子供が初めてこの世界で生きていくように、親も初めて人を育てる経験をします。親として完璧に振る舞う必要はなく、子供と一緒に学んで、成長していこうと考えることが大切です。

自分を大切にする

 
自分に余裕がないと、子育てを楽しむことができないので、家事や子育ても「頑張りすぎない」というお母さんもいます。ひとりの人間として子供に接する姿勢は大切ですが、親もまたひとりの人間です。「ご飯を食べてくれないけど、まあのんびり教えよう」、「洗濯できなかったけど、明日でもいいか」と割り切り、何もかも詰め込み過ぎず、一日を乗り切ったことを喜びましょう。親が自分自身を大切にするためにも、「まあいいか」や「こんなものでしょ」という、よい意味で諦める精神を持つことも大事です。

子育てを「楽しい」と思う瞬間

では、どのような場面で「子育てを楽しい」と思うのでしょうか。「子育てをどう感じているのかに関する調査(株式会社コズレ) 」によると、「子育てで楽しいと思うことは何か?」の質問に対して、「子供の成長を感じられる」ことが楽しいと回答した方が約9割と、大半を占めています。寝返りをした、歯が生えた、しゃべるようになった、服が小さくなってきた、難しい言葉を使うようになった……など、小さな変化でも嬉しいと感じるようです。

第一子を妊娠中の方は、勉強や遊びを子供と一緒にすることを楽しみにしている方が多くいることが見受けられます。一方、出産経験があり、すでに子育ての経験がある方は、子供の成長過程を見られるのが楽しみにつがると感じているようです。

人が充実感を得るのは、目標達成をしたときではなく、目標の過程でよい変化が起きたときだと言われています。成長につながるプロセスこそ、人生を楽しむ醍醐味といえるかもしれません。 子供が日々成長し、着実に前に進んでいるというプロセスを目の当たりにすることが、子育ての充実感と楽しさにつながっているのでしょう。

子育てを楽しむポイント

子育ては、お金や社会的地位といった、目に見えてわかりやすい財産は得られません。しかし、家族と過ごす日々は、何にも代えがたい財産です。このようなほかと比較しにくい財産を、科学的に明らかにしようという「幸福学」という研究が進んでいます。幸福学では、科学的な検証を通して、心が幸せになるために必要な4つの要因を明らかにしています。つまり、ほかと比べようのない財産である「子供」によって幸せを感じる場合は、以下の4つの因子をすべて満たしていることになります。

・ありがとう因子(つながりと感謝の因子)
・やってみよう因子(自己実現と成長の因子)
・なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)
・あなたらしく因子(独立とマイペースの因子) 

ありがとう因子(つながりと感謝の因子) 

ありがとう因子とは、人とのつながりと感謝によって感じる幸せの因子です。愛情を感じる環境にいて、「感謝したい人たちがたくさんいる」、「人を喜ばせることが楽しくて、他者の手助けをしたいと常に願っている」、そういう方は、幸せを感じやすいそうです。他人と心を通わせなくてはいけない、というわけではありません。たとえば、道ですれ違って、挨拶を交わすくらいのゆるいつながりでもいいのです。

人を喜ばせ、手助けすることは、まさに「子育て」そのものといえます。祖父母や地域の方に助けてもらえる環境は、子供につきっきりの負担から軽減され、体も心も楽になります。また、人を助ける・助けられるという状況そのものが、幸福感につながる要素でもあるのです。

やってみよう因子(自己実現と成長の因子)

「やってみよう因子」が高い人の特徴は、なりたかった自分を目指し、自分自身の成長を楽しみ、自分の強みを社会に活かそうとする点です。主体的に変化を受け入れ、成長を楽しんでいる人は、幸福度が高いといわれています。子育ても、自分なりの強みを活かして子供に接し、子供を育て上げるという目標に向かって、新しいことにチャレンジし続けます。やらされるのではなく、自主的に子育てをするという姿勢が、幸せを感じる要因のひとつです。

あなたらしく因子(独立とマイペースの因子)

「あなたらしく因子」は、他人と比較することがなく、もっとよい方法を求めて奔走せず、自分の軸を大切にする人の特徴でもあります。子育てをしていると、ほかの子が気になってしまうことはあります。歩くのが遅い、話すのが遅い、勉強ができない自分の子供を他人の子と比べてしまうこともあるでしょう。

しかし、親にできることは、自身の経験や知識の範囲内でのアドバイスをしてあげることだけと割り切って、子供の意思を尊重する姿勢も大切です。子供のしつけを放棄して、やりたいようにやらせようという意味ではありません。子供の思考・行動は親がコントロールするものではない、という割り切りが必要だということです。

他人はどうであれ、親も子供もマイペースに幸せを目指すことが、幸せになるうえで重要なポイントです。「ありのままに因子」に共通するのは、お母さんが必要以上に自分を追い詰めず、心に余裕を持つことだといえます。自分を大切にして、広い気持ちでいることにより、子育てが楽しくてたまらないと、ワクワクする心を育んでくれます。休憩時間をつくる、仲のいいママ友との会話を楽しむなど、なんでも構いません。まずは、子育てから離れる時間をつくってみましょう。

なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)

過去にとらわれず、細かいことを気にせず、失敗を恐れずにチャレンジすることで感じる幸せの要因です。親の期待を100%叶えられる子供はいません。子育てにおいて大事なことは、答えや結果を求めず、先が見えない状態のまま見守るという姿勢です。

子育て中は、絶えず問題が発生します。しかも、その問題はすぐに解決できないこともあります。そんなとき、「まあ、なんとかなるさ」と楽観的な気質があると、気持ちがずいぶん楽になります。

親として完璧にならなきゃ、と思うと、「なんとかなる因子」が減ってしまいます。よい意味で「諦める」、「解決しようとしない」とすることは、自分を責めない子育てを行うための重要なポイントです。親も子供と一緒に成長しているのだと思い、「なんとかなる因子」を増やすことができれば、楽しい子育てになるでしょう。

子育てが楽しいのは、答えのない状況を受け入れているから

子育ては、「どうしようもないこと」の連続です。夜泣き、イヤイヤ期、理不尽な要求、教えた覚えのない暴言など、ときには子供自身の成長を忍耐強く待つしか方法がない状況もあります。「親とはこうあるもの」という、子育ての「答え」を決めてしまうと、子育てがつらいものに変わってしまいます。「子育てを楽しもう」という気持ちが大切です。「子育ては楽しまなければならない」ということではありません。「解決を急がない」、「ゆっくり見守る」という姿勢で子供に接することが、日々を楽しく過ごすうえで大切です。

心に余裕を持つことが子育てを楽しむためのポイントです。しかし、子供を育てるための金銭的な余裕もないと、心配が募ります。子育てで、もっとも不安を感じるのは、「お金」に関することだといわれています。お金の心配を解消しておくだけでも、子供の成長を見守る心の余裕が生まれる可能性があるのです。
子育てにかかる費用は、どれほど貯めたらよいのか見当がつかず、漠然とした不安を覚えている方は多いのではないでしょうか。子供にかかる教育費は、子供の年齢と教育の方針さえ固まっていれば、おおよその金額が想定できます。子育てにどれくらいのお金が必要になるのか把握できれば、今やるべきことが明確になるでしょう。具体的な金額がわかるだけでも、不安は小さくなるものです。

教育費を把握することは、ご自身でも算出できるでしょう。しかし、そのお金をどう捻出するかを考えることは頭を悩ませます。そのようなお悩みを抱えている方には、お金のプロであるファイナンシャル・プランナー(FP)に相談するという手があります。

「FPナビ」では、FPに何度でも無料で相談できるサービスを行っています。子供が小さくて外出が難しい方でも、ご自宅やお近くのFP事務所、カフェまでお伺いします。子育てで、お金の不安だけでも解消しておきたい……とお考えの方は、こちらの「教育資金はファイナンシャル・プランナーにお任せ!」をご覧のうえ、ぜひご相談ください。

出典

株式会社コズレ「子育てをどう感じているのかに関する調査」
https://cozre.co.jp/blog/2505/

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