経済

ビジネスに役立つ!日本株インデックスファンドで経済センスを養おう

ビジネスに役立つ!日本株インデックスファンドで経済センスを養おう

株や投資信託について知ることは、資産を増やすためだけではなく、ビジネスパーソンに欠かせない経済センスを身につけることができます。中でも、日本株インデックスファンドは日本の株式市場全体の動きと連動するので、日本経済を学ぶ上でぴったりな投資信託といえます。

インデックス=株式市場動向の指標



投資信託(ファンド)とは、大勢の投資家から集まる資金を一つの運用資金として、資産運用の専門家が株式や債券などに分散投資して収益を上げ、その収益が投資額に応じて投資家に分配される金融商品を指します。

どのような株式や債権を組み合わせ、どのように運用するかは、投資信託によってさまざまです。その中で、株式市場の値動きを表す指数(インデックス)と連動することを目指して構成・運用される投資信託を、「インデックスファンド」といいます。

「日経平均株価」と「TOPIX」は、日本株インデックスファンドで用いられる代表的な指数です。

・日経平均株価
東証第一部上場企業のうち、市場を代表する225銘柄をピックアップし、その株価を平均した数値です。日本経済新聞社が作成する経済指数で、平日は毎日15秒間隔で更新されています。対象となる225銘柄は、年に1回定期見直しが行われます。
ファンド名:「225インデックス・オープン」「インデックス・ファンド225」など

・TOPIX(東証株価指数)
東証第一部上場企業の、全ての銘柄の時価総額を示した指標です。時価総額とは各企業の株価と発行株数をかけたもので、現在発行されている全ての株の現在の価値を示します。なお、株式の数を考慮した加重平均を取るため、特定銘柄の影響に左右されません。
ファンド名:「TOPIXオープン」「TOPIXインデックス・ファンド」など

「動きが読めた!」が実感できる




たとえば、日経平均株価の

インデックスを指標とするインデックスファンドを購入すると、その値動きは、日経平均株価の動きとほぼ連動します。そのため、自分のファンドの動きに注目することが、日本経済の動きに注目することとほぼイコールになるのです。

日経平均株価やTOPIXの情報は、新聞やニュース、インターネットで手軽にチェックできます。また、値動きに大きな動きがあったときには理由が解説され、経済誌を読めば専門家や投資家による今後の株式市場の動向予測も知ることができます。そのため、投資に必要な基本的知識と、経済動向を読み解くセンスを養うことができるのです。

自分が所有するインデックスファンドの動きは、日本経済と連動します。そのため、「株は持っているけど、動きがわからないから放ったらかし」ということになりにくく、日々の経済動向に目を向けていれば、やがて「動きが読めた!」と実感できるはず。そうすれば、経済をより身近に感じることができ、ビジネスにも役立つといえます。

低コストで始められる

・低コストで分散投資
投資信託は1万円から購入できる低コストな金融商品です。しかも、1つの投資信託にさまざまな企業の株式や債権が組み合わされているため、投資のリスク軽減の上で効果的と言われる分散投資が意識しなくても可能となります。低コストかつ低リスクなので、投資による資産運用を始める上で最適です。

・手数料が安い
投資信託は、資産運用のプロに運用を任せるため、資産運用にかかる「信託報酬」を呼ばれる手数料が発生します。インデックスファンド型の投資信託の場合、特定の企業やマーケット分析にかかるコストが小さいため、手数料も安く抑えられています。そのため、投資家はより低コストでの投資が可能な設計になっています。

・時間的にも低コスト
インデックスファンドは投資信託の中でも低リスクと言われ、運用の指標も明確なため、情報収集も手軽です。「勝ちを狙う」運用ではなく「負けないことを狙う」運用なので安心感があり、投資先選びもスムーズに進みます。

歴史的な低金利が続く中、インデックスファンドへの投資は、低コスト・低リスクで始めれる資産運用です。
しかも、時間的にも低コストで始めれますので、ビジネスに役立つ経済の勉強としても投資を考えてみてはいかがでしょうか。

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