健康
専業主婦も自営業も!健康診断・人間ドックはライフプランニングの第一歩

保険の加入や貯蓄など、ライフプランを考える際に自分の健康状態を把握しておくことは重要です。とはいえ、専業主婦や自営業の方は会社員と異なり、定期検診の機会がなかなかありません。
お得に健康診断や人間ドックを受けるには、どうすればいいのでしょうか。
■ライフプランを考える際、健康状態の把握は必須
ライフプランを組み立てるとき、どのようなことを考えますか?
20代の人は、これから結婚をするのか、独身のままでいるのかといった、これから先のライフプランを組み立てながら、これから必要となる家計や資産形成の知識を習得することが大切です。
30代で家庭を持っている人は、教育資金や住宅に関するお金が気になるのではないでしょうか。今の自分の収入と支出のバランスや、貯蓄や資産などの状態がどうなっているかを振り返ることも重要です。
40代の人は働き盛りで収入が増えますが、同時に出費も多くなっていきます。健康を損なう人も多くなってくるので、いざというときの備えについてももう1度考えなおす必要があります。
50代以降の人は、具体的な老後生活について考え、備え始める時期となります。
人生にはさまざまなライフステージがあり、それぞれ必要な備えは異なります。「いざというときの備えはどうするか」、「教育資金はどう備えておくか」、「老後の蓄えはどうするか」……そうしたライフプランを組み立てる際には、自身や家族の健康状態はきちんと把握しておくことが重要です。
健康体で病気やケガのリスクが低い人と、生活習慣病などの病気のリスクがある人では、必要な備えが大きく異なります。専業主婦や自営業の人であっても定期的に健康診断や人間ドックを受けて、自分の健康状態にどのようなリスクが潜んでいるか、しっかりと認識しておきましょう。
■ファイナンシャル・プランナーへの相談もスムーズに
生命保険や医療保険、教育資金、住宅ローン、定期預金など、家計のさまざまな備えのメリット・デメリットを知り、自分に必要な備えを取捨選択する必要があります。
「専業主婦に必要な保険がどれか分からない」、「自営業だが、仕組みが複雑でどれを選べばいいか分からない」といった場合は、ファイナンシャル・プランナーに相談することをおすすめします。
家計のプロであるファイナンシャル・プランナーなら、家庭の状況や本人の希望などに合った家計診断を行うことができます。
そうしたファイナンシャル・プランナーへの相談の際にも、本人や家族の健康状態を知らせておくことは大切です。「去年の定期検診でこの項目に引っかかった」、「生活習慣病の兆候があるといわれた」など、自身が抱えたリスクを伝えておくことで、ファイナンシャル・プランナーの家計診断もより一層的確なものとなります。
もちろん、ファイナンシャル・プランナーも「個人情報保護に関する法律」等に則り、業務上必要な範囲で厳格に情報を取り扱います。
■専業主婦が健康診断を受けるには?
サラリーマンなど会社勤めをしている場合、定期的に健康診断や人間ドックを受ける機会がありますが、専業主婦や自営業の場合はなかなかそうした機会に恵まれません。
特に人間ドックの場合は、「受診料が高くてなかなか受けられない」という主婦や自営業の人も多いのではないでしょうか。
しかし、ちょっとした工夫で、主婦や自営業の人でも健康診断や人間ドックをお得に受けることができます。
まずは、自治体の健診を受ける方法。自治体によっては、がん健診や生活習慣病健診が無料で受けられる場合があります。実施時期や対象年齢、申込方法などは自治体によって異なるため、健康診断を受ける機会の少ない主婦や自営業の人は、自分の住んでいる自治体の健診について調べてみましょう。
また、加入している保険会社やクレジットカード会社もチェックしてみましょう。医療機関と提携して人間ドックを割引で受けられるサービスを実施している会社もあります。
「ただ何となく言われるまま保険に入っている」、「昔に組んだローンのまま、見直しをしていない」など、万が一の備えに対し、何となく支払いを続けている専業主婦や自営業の人も多いのではないでしょうか。
不要な保険や効率の悪いローン返済などでお金を無駄にしてしまわないためにも、ライフプランをしっかりと組み立てることは重要です。そのためにも、きちんと自分の健康状態を知り、リスクを把握しておきましょう。
ライフプランを検討する際には、ぜひプロにご相談下さい。FPナビでは、何度でも無料で相談が受けられます。
まずは、ご連絡下さい。
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