家計

保障しすぎは無駄のもと!節約のポイントは生命保険の見直し

保障しすぎは無駄のもと!節約のポイントは生命保険の見直し

節約したい、家計にゆとりがほしい。そんなときはまず、生命保険の死亡保障を見直してみましょう。「万が一の備えを削るなんて!」と思うかもしれませんが、生命保険は、知らず知らずのうちにかけ過ぎになりがちです。以下では、本当に必要な保障だけを残して、保険料を節約するための見直しのポイントをご紹介します。

■死亡時にもらえる遺族年金をおさらい



世帯主に万が一のことが起こった場合、遺された家族には遺族年金が支給されます。国民年金に加入している場合には遺族基礎年金が、厚生年金に加入している場合には遺族厚生年金が支給され、それぞれの条件に合わせて受け取ることができます。
遺族基礎年金とは、国民年金に加入していた際に支給される遺族年金です。世帯主が死亡して、その子どもが18歳未満の場合、子どもが18歳になるまで支給されます。
遺族厚生年金とは、厚生年金に加入していた際に支給される遺族年金です。世帯主が死亡した場合、遺された家族に支給されます。遺族基礎年金より給付対象が広く、子どもや妻がいなければ父母に受給権が発生します。そのほかにも、寡婦年金や死亡一時金など、条件によってさまざまな遺族年金を受け取ることができます。

●例:会社員Aさん(33歳)の場合
家族構成:専業主婦の妻(30歳)と2人の子ども(4歳と1歳)
年収:約420万円

◇1人目の子どもが18歳になるまで
遺族基礎年金約123万円+遺族厚生年金約38万円=年間約161万円の支給

◇2人目の子どもが18歳になるまで
遺族基礎年金約100万円+遺族厚生年金約38万円=年間約138万円の支給

◇妻の年金支給開始年齢まで
遺族厚生年金約38万円+中高齢寡婦加算約58万円=年間約96万円の支給

◇妻の死亡時まで
遺族厚生年金約38万円=年間約38万円
※年金支給開始からは、これに妻の基礎年金が加わる。

■こんなにある、生命保険の死亡保障



生命保険の死亡保障には、3つの基本形があり、ほかにもさまざまなタイプの死亡保障が存在しています。

●定期保険
基本的に掛け捨て型の生命保険で、保障期間は契約している一定期間のみの保険です。掛け捨てのため、積み立ての保険に比べ保険料が割安で加入しやすく、より大きな死亡保障を確保できます。子育て中など、万が一の際に必要な金額が大きい方や、保障が必要な期間が決まっている方などにおすすめの保険です。
加入期間中、常に同じ額が保障される平準型と呼ばれる保険だけでなく、保障額が年々減り、その分保険料も割安になる逓減型の定期保険や、保険金を受け取ることになった場合、まとめて受け取るのではなく少額ずつ受け取ることで、まとめて受け取るよりも保険料が割安なる年金型の定期保険など、さまざまなタイプがあります。

●養老保険
貯蓄型の生命保険で、死亡保障と貯蓄の両方を兼ね備えています。保険期間内に死亡した場合は死亡保険金が支払われ、満期になった際には満期保険金が支払われます。加入期間によっては、途中で解約した場合でも、それまで支払った保険料の累計額よりも多い解約返戻金が支払われます。その代わり、定期保険などに比べ保険料は割高となります。

●終身保険
死亡保障が一生涯続く生命保険です。死亡保障が必要なくなった場合には、解約返戻金を有効活用するなど、貯蓄機能も備えています。一生涯保険料を支払う終身払いと、一定期間支払えば満了となり、以後の保険料を必要としない有期払いのタイプがあります。

■保障しすぎの見直しで保険料を節約!

遺族年金のほかにも、会社の健康保険組合や、住宅ローンの団体信用生命保険など、遺族の生活を支えるさまざまな仕組みや制度が存在します。節約を目指して加入している生命保険の死亡保障を見直しする前に、1度そういった制度を確認して、シミュレーションしてみることをおすすめします。もしかしたら、保障内容の無駄を見つけて、家計を節約できるかもしれません。
以上のように、支出の節約のためには保険の見直しが高い効果を発揮します。見直しにはある程度、知識や時間が必要なのでより効率的に節約するために、専門家に相談することも重要となります。迷った時は、保険や家計の専門家であるファイナンシャル・プランナーに相談してみてはいかがでしょうか?相談することで、今まで気付かなかった家計の無駄が見えてくるかもしれません。

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