教育・子育て

子育て中の悩み解消のコツと頼れる相談先を教えて!

子育て中の悩み解消のコツと頼れる相談先を教えて!

子供ができれば、今までの生活もがらりと変わります。
家事・育児・仕事と毎日やることが山積みで、思い悩むことも多いでしょう。

子育ては楽しいこともありますが、大変なことや苦しいこと、自分の忍耐力のなさに自信を無くすこともあります。
「うまくできないわが子にイライラしちゃって自己嫌悪…」「忙しいときにはつい怒鳴ってしまう…」そんな悩みを持つ方は決して少なくありません。
しかし、子育てに悩んでいるのは決して自分の家庭だけではないということを知ってください。
子育て中の多くの家庭が、子育ての悩みを抱えています。

今回は、子育ての悩みを相談できるところ、どうしてもイライラしてしまったときのストレス解消法についてまとめています。
実践が難しい日もあるかと思いますが、「もう疲れた…」と感じたとき、ここに記載している内容を少しでも思い出して、励みにしてください。

子育ての悩みと解決策

子供の成長の過程には、さまざまな段階があります。
2歳になれば第一次反抗期による「イヤイヤ期」、もう少し成長すると思春期に入ります。
どの年齢であっても、共通しているのは「この接し方であっているのか」や「自分の子育ては間違えていないか」といった不安です。
子供と接するのは楽しい反面、正解らしい正解がないだけに苦しく感じられることもあるでしょう。

ここでは、子供を育てていて不安に思うことや悩みにフォーカスを当て、解決方法を紹介します。

出費がかさむ

子育てには想像以上にお金がかかるので、とても貯蓄するだけの余裕はない…と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、日本政策金融公庫の「令和3年度教育費負担の実態調査結果」によると、高校入学から大学卒業までに子供1人当たりにかける教育費は前年度から増加している結果になっています。
日本政策金融公庫の同調査によると、高校入学から大学卒業までにかける子供1人当たりの入学費用・在学費用だけでも942.5万円程が必要です。

未就学児の時点ではあまり費用はかかりませんし、成長しても国公立の学校に通わせるのであれば低く抑えられますが、私立に通わせるとなると教育費は数倍に跳ね上がります。
また、学費だけではなく子供の衣食住を整えるためのお金も必要であるため、子育て世代は「いくらお金があっても足りない」と感じても致し方のない状況にあります。

解決策:目標を決めてコツコツ貯める

まずは、必ずもらえるお金には手をつけずにコツコツ貯めることから始めてみましょう。
たとえば、0歳から中学卒業までの間には児童手当がもらえますが、これには一切手をつけずに大学準備金として貯めておくのです。
児童手当をすべて貯蓄すると200万円程度になりますので、先の見えないお金の不安を抱えている中で、「これをやれば200万円は貯められる」ことは大きな心の支えになるのではないでしょうか。

また、コツコツ貯める方法として、先取り貯金をしてみてはいかがでしょう。
先取り貯金とは、毎月の収入から一定額を先に貯金する方法です。
毎月残ったお金を貯金するという方法では、貯金金額が固定されず、月によっては出費が多くなって貯金ができなくなってしまうケースに陥ります。

先取り貯金を取り入れる際は、毎月支払う、住居費や光熱費、通信費、保険料など固定費を見直したり、外食を控えたりなど無駄な出費を抑えて、先取り貯金できるお金を確保しましょう。
先取り貯金の1つの手段として、給料が振り込まれる口座から自動的・定期的に積み立てる自動積立定期預金で毎月強制的に貯金をするというやり方もあります。

コツコツ貯めることに慣れてきたら、余剰金で学資保険や資産運用といったプラスアルファの資産作りにチャレンジしてみましょう。


自由な時間が持てない

子育ての悩みで多いのは、行動が子供中心になってなかなか自分だけの時間が取れずにストレスが溜まってしまうという悩みです。
とくに、子供が小さいうちは目が離せず、行きたい場所に行けない、趣味を楽しめないなど、なかなか自分のための時間をつくれないケースが少なくありません。
また、フルタイム勤務で共働きの子育て世帯にとっても、「時間がない」は課題です。
仕事を終えたら家事育児をする毎日で、日付が変わる前にベッドに入るのがやっと、自分の時間を取るのが難しいという方もいるのではないでしょうか。

解決策:早朝・深夜の時間を使う

子供が起きる前の早朝、あるいは子供が眠った後の深夜に自分だけの時間を取るという方法もあります。
子供を早めに寝かしつけるために、起きている間は子供にとことん付き合い、子供が眠った後の時間を活用する方もいます。
子供を寝かしつけた後は疲れ切って自分だけの時間を楽しむ体力が残っていないという場合は、子供と同じ時間に就寝し、朝早くに起きて朝の時間をゆっくり楽しむのもよいでしょう。

解決策:子供を預かってもらう

早朝か深夜に時間を使おうと思っても、元気過ぎるわが子に体力を削られてしまって、とても早起き・遅寝ができない方もいるでしょう。
実際、子育て世代の代表的な悩みとして「自由な時間が持てないこと」や「子育てによる身体の疲れが大きい」が挙げられるほどです。
そんなときには、思い切って子供を預かってもらうことをおすすめします。両親や義父母にお願いするのもよいし、子供の一時預かりサービスを利用する方法もあります。
たまには1人の時間を過ごしたいけれど、現実としてなかなかうまくいかない。そんなときには、思い切って一時的に子供を預かってもらうサービスを利用するのも方法の1つです。

子供との接し方

「気持ちに余裕を持って子供に接することができない」という悩みも、子育て世代が感じやすい悩みの1つです。
子供は、ママやパパの事情なんてお構いなしに行動します。
急いでいるときや焦っているときには、子供のマイペースさにイライラさせられることも多い日々です。

子供のしつけ方・叱り方については「怒りすぎたかもしれない」と不安になる方も多く、好奇心が強い子だと、意図的に「してはいけないこと」でママやパパの反応をうかがうような行動もするので、どんなしつけをすればよいのかと悩まれることもあるでしょう。
子供にとってよい向き合い方があるはずだ、と頭ではわかっていても、優しく冷静に話しても全く聞いてくれないと、イライラや焦りが募ってしまいます。
なかなか言うことを聞いてくれないときは、八つ当たりのように怒ってしまってから後悔してしまうという方も多くいらっしゃいます。

解決策:毎日を「100点」にしなくてよい

子供は、周りの大人たちの行動やお友だちとの接し方から、日々生きることを学んでいます。
最初から何もかもうまくできるわけではないとわかっていても、急いでいるときには子供を待てなくて、つい怒ってしまう自分に嫌気が差すこともあるかもしれません。
このような経験は、親が子育てを通して1人の「人間」として成長するタイミングでもあります。
子供が成長途中であるように、親もまた人間としての成長途中にあるということを忘れないでください。

だからこそ、毎日を100点満点にしようと気を張る必要はありません。失敗する日があってもよいし、うまくいかない日があってもよいのです。
まずは「1か月を通してみると、うまくいったかも」と感じられるくらいを目指して接してみましょう。
そうやって子供を信じ、接し方を試行錯誤していく親の姿を見ることは、子供の心の成長や自立を助けることにつながります。

子育てに疲れたときのイライラ解消法

子育てに疲れたときのイライラ解消法
育児とイライラは切っても切り離せないもの。
だからこそ、ときには子供を頭ごなしに叱ったり言うことを聞かせようとしたりして、自分の忍耐のなさにイライラしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、子供がはじめからすべてうまくこなしてみせることがないように、慣れない親業もまた、ときにはうまくいかないことがあります。
もし子育てに疲れてしまったと感じたら、自分を責めて悲観的にとらえずに、以下で紹介するストレス解消法を試してみてくださいね。

1人になる時間をつくる

1つのことをやり続けると苦しくなってしまうように、子育てもずっと続けているとしんどいと感じる瞬間があるものです。
そのため、1人の「人間」としての時間を意識的に取ることで、気持ちの切り替えに役立ちます。

趣味に没頭したり、ぼーっとする時間をつくったり、晩酌したり、お風呂でリラックスしたりと、「1人の時間」を意識的につくることを意識してみましょう。
そのような時間がない場合は、トイレやベランダなど子供が視界に入らない場所に行って深呼吸をしてみるだけでも効果的です。

ときには、「子供から目を離すなんて」という心無い言葉を耳にするかもしれませんが、自分を大切にするために周囲の手を借りることをためらわないでください。
1人の時間に罪悪感を持つ必要はありませんし、むしろ子供のためにも1人の時間をつくることが大切です。

たっぷり睡眠を取る

原因がわからないのにイライラする、不安になる、しんどくなる…そのように感じる場合は、睡眠が足りていない可能性があります。
子育てに限らず、睡眠は体力を回復させるのに必要です。
脳や身体を休めたりストレスから解放されたり、感情の整理も眠っている間に行われます。
「睡眠」は健やかな肉体と精神のために不可欠な役割を担っています。

気持ちが落ち込んでしまったときには、「明日考えよう!」とすっぱり諦めて眠ってしまいましょう。
子供が生まれたばかりのときは夜泣きや授乳でなかなか難しいかもしれませんが、子供が成長してきたらぜひ「睡眠時間を確保する」ことを意識してみてください。
子供と同じタイミングで思い切って昼寝や早寝をするのもおすすめです。

体を動かす

1人になっても落ち着かないし、眠ろうという気分でもない…そんなとき、もし体調が万全であれば、トレーニングやストレッチといった「運動」でストレスを解消するのもよいでしょう。
軽い運動には心の安定を保つセロトニンを増やす効果があるため、メンタルコントロールにぴったり。
体力がないと疲れがすぐ心に来てしまうため、メンタルを強くするトレーニングとしても効果的です。

たとえば、ランニング中に負の感情を反復し続ける暇がないように、体を動かしているうちは落ち込むこともイライラすることもできません。
メンタルコントロールに効果があるだけではなく、健康や美容のためにもなるので一石二鳥です。

相談する

子育てに悩みはつきものです。気軽に話せる相談相手がいればよいのですが、悩みを抱え込んでしまうとどんどん不安が強くなってしまいます。
もし悩みを感じているようなら、思い切って誰かに話してみてください。

配偶者や両親、友人など身近な人でもよいですし、自治体や子育て支援NPOの窓口に相談してもよいでしょう。
また、加入している保険によって、育児相談ができるサービスが付帯していることもあるので、保険会社・代理店に確認してみてください。
相談内容によっては、保育園や学校に直接問い合わせてみるだけでも、心が軽くなることがあります。
大切なのは、問題を速やかに解決することではなく、自分が何に対して不安を覚えているのかを言葉にして吐き出すことと、何もかもを1人で抱え込まないことです。

とにかく、毎日に完璧を求めすぎないようにしましょう。
子供のためを思って全力で子育てをするのはとてもステキなことですが、ママ友の話やSNSに出てくるような「理想」を目指し、理想と現実を比べると気がめいってしまいます。
人間である以上、すべてを完璧にこなせる親なんて存在しませんし、完璧ではないからといってダメな親というわけではない、ということを忘れないでください。

子育てのつらさを和らげるためのコラムも掲載しています。誰かに相談できなくて苦しい状況では、「同じような悩みを抱えている人がいる」ということを知るだけでも孤独から抜け出す手掛かりになるはずです。こちらのコラム子育てに疲れた、しんどいと思ったらもぜひご一読ください。

お金の悩みはプロに相談するのもあり

子育ての悩みの中でも、普段から漠然と不安になるのは「お金」の課題です。
将来どれくらいお金が必要なのかわからず、ただ多額の養育費が必要だという認識では、漠然とした不安感がさらに焦りを生みます。見えない不安に追われている状態になるので、余裕を持って子供に接するのも難しくなるでしょう。
しかし、お金は数字による「見える化」と、長期的な貯蓄計画を立てることで対処ができます。

お金の問題で漠然とした不安を抱えているなら、まずはライフプランや教育プランを明確にすることもよいかもしれません。
どれくらいのお金を用意しておけばよいのか、毎月いくら貯めればよいのか、それがわかるだけでも肩の荷が下りるものです。
お金の問題に長期的な見通しを立てるために、ファイナンシャル・プランナー(FP)へ相談するのも1つの方法としてよいでしょう。

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※この記事は2022年3月時点の法律・情報に基づき作成しているため、将来、法律・情報・税制等が変更される可能性があります。

出典

「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」(日本政策金融公庫)
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_r03.pdf

「児童手当制度のご案内」(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/annai.html

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